Social distancing(社会的距離戦略)という言葉を聞いたことはないでしょうか。
日本語では“社会的距離戦略”と呼ばれています。この言葉には様々な内容が含まれます。例えばテレワークや海外への渡航制限などです。
また外出時に人と人の間隔を1メートル以上保つも含まれ、文脈によってはこの人と人の距離を保つという事を直接指していることもあります。
このSocial distancing(人と人との距離を一定に保つ)という戦略を最初に実施したのがシンガポール政府です。
その結果、世界の多くの主要都市がロックダウンされている中、
シンガポールは新型肺炎の感染者数が他国に比べて比較的少なく、
外出禁止などの措置がないことから注目され始めました。
※Social distancingによって必ず感染を回避できるわけではありません。
それでは、social distancingについてSNSでどのような事が言われているのかを分析してみましょう。
設定の詳細
-設定キーワード:social distancing、social distance
-言語:全ての言語
-期間:過去1か月
分析結果
3月10日以降、投稿数が急増していることが分かります。
そして、一番多いポジティブの単語として”important(重要)”が出ていることが分かりますね。
それでは、英語以外で投稿の多い言語はどこでしょうか。
日本語は、6番目に投稿量が多いことが分かりました。上位はほとんどアジア圏ですね。
それでは、日本語のみに絞って分析してみましょう。
日本では「距離」という単語が多くでています。
感情の単語だけに絞ると「実現」「徹底する」「興味深い」という言葉が出ていますね。
日本でもsocial distancingが浸透してきていることが分かります。
特に、日本ではテレビやラジオ収録場面でsocial distancingが行われている様です。
ネガティブの感情で”イマイチ”や”難しい”という単語は
「日本の文化でsocial distanceを浸透させるのは難しい」や
「social distancing分かるけど、2mも空けていたらスーパーで割り込みされるから難しいよね」
という投稿が見られました。
さいごに
social distancingの効果が特に分かる投稿を見つけたので、ご紹介致します。
皆さんも、外出の際はsocial distancing(社会的距離戦略)を意識してみませんか。
レポートの詳細や、分析に使用したツールNetBaseに関するご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
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